今回はコスメじゃないです。
インドの万能クリームとも呼ばれる「カイラスジーバン」です。
どこの家にも置いてあるオロナインのような存在らしいです。
と言っても、北インドの薬局で買おうとしたら「南インドでは有名だけど、この辺じゃ置いてない」と言われたので、南インドで有名なクリームなのかも。
でも、カイラスジーバンって北インドのさらに北にあるチベットの山の名前なんですけどね。
カイラスジーバンとは
公式サイト▶︎ASUM(英語)
カイラスジーバンは、多目的アーユルヴェーダクリームです。
アーユルヴェーダ製品メーカーの「Ayurved Sumshodhanalaya(ASUM)」という会社から販売されています。
このカイラスジーバンの凄い点は、他の万能クリームと違って、内服も出来ることです。
食べられるとは言っても、私は食べた事ないですが、口に入れられるほど安心なクリームです。
(これを口に入れる勇気はない)
カイラスジーバンは、ピッタ体質(火の性質が強い)な人に向いているクリームだそうですよ。
熱を冷ます効果があるのかな?
内服すると、目・頭・手のひら・足の裏などの熱をとって和らげてくれるそうです。
あと、消化促進効果もあるらしい。
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効能たくさん
イラストがかわいい。
以下、海外のサイトに載っていたカイラスジーバンの効能です↓
多目的すぎる...。
まあでも、おおむねオロナインと似たような効能ですね。
ニキビにも使えるのも、オロナインと一緒ですね。
使い方
以下、公式サイトに載っている使い方と効能です。
(英語は先生に頼みました)
疲れ目
カイラスジーバンをまぶたに塗って、コットンで覆う。
疲れ目を解消して、良い眠りをもたらしてくれます。
かかとのひび割れ
毎日2回カイラスジーバンを患部に塗ります。
(こすっちゃだめよ)
肌がクリームを吸収して、滑らかなかかとになります。
吹き出物
カイラスジーバンを、顔に優しく塗ります。
(こすっちゃだめYO)
肌がクリームを吸収して、すぐに良くなるでしょう。
痔、FISTULA(←痔瘻かな?)
毎晩寝る前に、ティースプーン1杯のカイラスジーバンを、同量の砂糖と一緒に服用する。
また、1日に2〜3回、患部に塗る。
いずれ痔は良くなるでしょう。
切り傷
すぐにカイラスジーバンを患部に塗って、血を止めます。
傷の治癒や、痛みの軽減を助けてくれます。
ヤケド
カイラスジーバンをヤケドした部分にやさしく塗ります。
すぐに患部をクーリングしてくれます。
しばらく塗り続ければ、傷跡も残りません。
痔のところのくっつき虫みたいなイラストが、何なのか不明。
もしかして、痔じゃないのかな?
全成分
ココナッツオイル 2.8g
沙羅双樹 370mg
サンダルウッド 10mg
カンファー 14.5mg
タルク 90mg
ニーム 90mg
ハマビシ 90mg
ギョウギシバ 90mg
Cissampelos pareira根 90mg
水酸化カルシウム
水酸化カルシウム以外は、すべて自然由来の物ぽいですね。
しかしタルクや水酸化カルシウムを内服しても大丈夫なの?
と思って調べてみたんだけど、含有量は少量なのでOKみたいです。
タルクが含まれている内服薬もあるし、水酸化カルシウムはこんにゃくの凝固剤として使われている物だそうです。
使ってみた感想
実は、うちにあるカイラスジーバンは、ほとんど使い切っちゃいました。
カイラスジーバンは、とにかく匂いが独特です。
仁丹みたいな臭いっていうのかな?
だから、いくら内服出来るとわかっていても、食べる勇気が出ませんでした。
仁丹好きならいけるかも。
私はカイラスジーバンを、虫刺されの時に使っていました。
蚊に刺された時とか、ダニに咬まれた時に塗ると、痒みがおさまります。
カンファー(樟脳)の効果なのかな?
(カンファーには、わずかな局部麻酔効果があるらしい)
ムヒみたいなケミカル薬に比べると効果は劣るけど、私にはこれでも効き目がありました。
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